ヒト、メディア、社会を考える

著書
これまでに刊行された著書には、単著と共著があります。
それぞれ項目に分け、刊行年の新しいものから紹介していきます。

留意事項
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■単著
『若者とメディア』(リベルタ出版、1990年)214頁。
書評 現代の若者を取り巻く多様なメディア装置。その中での若者たちの思考と行動の様式を、彼ら自身の言葉とデータで明らかにする。「これまでのパラダイムではとらえにくい現代社会。12のキーワードに迫りながら、等身大の若者像を探る」(日本教育新聞)。
■単著
『メディアの逆襲』(芸文社、1993年)

書評 この書はテレビが導いてきた社会変動を、懐かしいヒーローに絡めてたどった物でありテレビにヒーローを登場させて日本社会の変貌にかかわりながらメディアとしてのシステムをどのように整備してきたか、その仕組みを読み取る物となっている。

今までヒーローなんてあまり考えたことがなかったがその時代には、その時代にある背景からヒーローというものが誕生するんだなと思った。またヒーローが表われれば、それをまねするだろうし、またそれは我々に何かを訴えたいが為に登場する気がするし、本書がそう言っている点に共感が持てた(石川 洋子)。
www.hmt.u-toyama.ac.jp/socio/lab/koudoku/99/ishikawa.html

 
 ■単著
『老いとメディア』(北樹出版、2000年
)333頁
 本書では、高齢者の生活に果たすメディアの機能を明らかにするため、高齢者の一般的な傾向を知るためのアンケート調査と、潜在する問題を発見するためのケーススタディといった性質の異なる二種の実態調査を実施した。先行研究の知見にも触れながら、両調査の結果を詳細に読み解き、高齢者の生活に寄与できるメディア利用を考える基盤を提供する。
 テレビとテレビ以外のメディアや諸活動を比較の対象として、高齢者の情報行動および欲求充足行動を把握し、高齢者の生活に果たすメディアの機能を明らかにして、高齢者の生活に寄与できるメディア利用を提示する。 
 
単著
『情報メディア論』(北樹出版、2002年)
214頁
 本書は洞窟壁画からデジタル放送ネットワークにいたる情報メディアの発展過程を辿り、その開発原理を中心に探るものである。
情報通信技術の革新によってメディア状況が大幅に変化している。ヒトの認識枠組みや価値観、世界観、人間観などに影響する情報メディア再編期のいま、その本質の把握を試みる。
 
 ■共著  
 
 『新しい子ども学』第2巻  
 『家族心理学年報』  
 『新しい生活学』  
 『現代社会と青年』  
 『現代のエスプリ』  
 『現代社会とメディア・家族・世代』(2008年、新曜社)339頁